毎日シャンプーしているのに、次の日には「頭皮が臭い」と悩んでいる方、案外多いのではないでしょうか？
頭皮から臭い匂いが発生するのにはいくつかの原因があるので改善するための対策をご紹介します。

〇頭皮から臭い匂いが発生するメカニズム
頭皮の皮脂腺から何らかの原因によって皮脂が過剰に分泌されると、時間の経過とともに皮脂が酸化してきます。
酸化した皮脂にはそれをエサとする皮フ常在菌が集まりだし、その結果、ノネナールという臭気成分が作られます。
このノネナールが匂いの原因です。

○皮脂から臭い匂いがする原因
皮脂が過剰に分泌されることで皮フ常在菌が集まりだし、ノネナールという臭気成分が作られると匂いの原因になるのですが、なぜ皮脂が過剰に分泌されるようになるのか、紹介していきます。

〇加齢による肌の変化
20代までの肌は、水分量も油分量もバランスのいい配合になるのですが、25～30代から、水分量が少しずつ変化していくことで皮脂分泌が盛んになります。
すると、菌が繁殖し、匂いの原因のノネナールが作られやすくなってしまいます。

〇シャンプーの仕方
皮脂が過剰に出ていても、洗浄力の強いシャンプーで洗ってしまっていては頭皮が乾燥してしまい、また過剰に皮脂が出てしまいます。
まずはシャンプーの仕方を変えてみてはいかがでしょうか？
【詳しくは「シャンプーについて」を参照】

〇ドライヤーの仕方
乾くのに時間がかかるからと言ってタオルドライだけで終わってしまっていたり半乾きのままドライヤーを終わらせてはいないでしょうか？
その結果、頭皮が蒸れた状態になり、菌が繁殖しやすくなります。

〇長時間の帽子の着用
長時間帽子をかぶっていると頭皮が蒸れてしまい菌が繁殖しやすくなります。
こまめに帽子を脱ぎ、換気するようにしましょう。

このほかの原因の場合は病気の可能性があるので、皮膚科に行くことをお勧めします。

〇美容室で頭皮ケアをしよう
・炭酸泉で毛穴の汚れを除去
【詳しくは「炭酸について」を参照】

・ヘッドスパをする

専用のクレンジング剤を使って余分な皮脂を除去。
頭皮環境の正常化を図る。

生活習慣の見直し、頭皮環境が改善されれば、皮脂の過剰分泌や菌の繁殖も起こりにくくなるので、頭皮から臭い匂いがすることも少なくなるはずです。